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2005年07月06日

今まで使っていたパソコンで蓄えたデータと設定を効率よく新パソコンに移行する方法 その1

新しいパソコンを購入した場合、当然ながらデータや設定は真っ白の状態です。
インターネット接続も出来ません、
メールソフトを開いても受信メールもアドレス帳も何もなし・・。
インターネット設定等を新しいパソコンで
一からやり直し、考えるだけでもぞっとする・・
せっかくの夢のNewパソコンライフが・・・・
そんな方も多いのでは?
新しいパソコンに『お引越しさせたいデータ』として、以下が挙げられます。

1. アプリケーションソフト
2. 自分で作成したデータファイル (WordやExcel等のファイル)
3. プロバイダへの接続設定   
4. メールソフトのデータと設定 (送受信メールやアカウント)
5. 自分で作成した登録情報 (お気に入り、ユーザー辞書等)

1.のアプリケーションソフトは基本的にコピーできないのでCD−ROMなどから新たにインストールします。
製品版をお友達に借りてこっそり・・なんてのは、ご法度ですよ! 2.のWordやExcelのファイルはコピーすればいいですね。フロッピー等にコピーしましょう。
この時ショートカットとコピーを間違えてしまう人がいるので、ファイル本体をそのままコピー出来ているか確認しましょう。

各種設定の移行は?

ファイルと設定の転送ウィザード(WinXP)
旧パソコンの移行したいデータをファイルとして取り出す方法の他にWindowsXPでは、[ファイルと設定の転送ウィザード] を使用して、古いコンピュータのデータファイルと個人用設定を新しいコンピュータに移行することが出来ますインターネットブラウザとメールの設定、および個人用の表示のプロパティ、フォルダとタスク バーのオプションなども古いコンピュータから新しいコンピュータに移行することができます。このウィザードを使うと、特定のファイルや、マイ ドキュメント、マイ ピクチャ、お気に入りなどのフォルダ全体を移動することもできます。

[スタート] ボタン−[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[システム ツール]− [ファイルと設定の転送ウィザード] を実行しましょう!ウィザードにしたがって操作するだけです。
ネットワーク接続されていない場合は、フロッピーを準備しておきましょう。
万が一に備えて、データのバックアップを!(Win98編)

買い替えの予定が無くても、いつ何時トラブルが起きるか分からないのがパソコンです。「ウイルスに感染して、パソコンをリカバリーした・・。」最近よく聞きます。
万が一に備えて、データのバックアップを取っておきましょう。もし、今、急に消えてしまうと困る情報は?それらのものは、ファイルとして取り出して保存しておくと安心ですね。

アドレス帳

Outlook Expressの[ファイル]メニュー−[エクスポート]−[アドレス帳] または[ツール]メニュー−[アドレス帳]−[ファイル]メニュー−[エクスポート]
「.wab」ファイル」として取り出す他に、CSVファイルとしてExcel形式でコピーすることも出来ます。
wabファイルは[インポート]でOutlook Expressに移すことが出来ます。
ちなみにファイルの場所は [Windows]−[Application Data]−[Microsoft]−[Adress Book]です。
WinXPでは C:\Documents and Settings\既定\Application Data\Microsoft\Address Book

アカウント設定

Outlook Expressの[ツール]メニュー−[アカウント]−[メール]タブ−[エクスポート]
「.iaf」ファイルとして取り出せます。iafファイルは[インポート]でOutlook Expressに移すことが出来ます。

お気に入り

[Favorites]フォルダをコピーします。
[Windows]−[Favorites]
WinXPでは、C:\Documents and Settings\既定\Favorites です。

送受信メール

「.dbx」ファイルをコピーします。以下の場所にあります。
[Windows]−[Application Data]−[Identities]−[A27CDD5F〜]−[Microsoft]−[Outlook Express]
WinXPでは、 C:\Documents and Settings\既定\Application Data\Identities\{A27CDD5E-0D0D〜}\Microsoft\Outlook Express
にあります。 Outlook Expressの[ツール]メニュー[オプション]−[メンテナンス]−[保存フォルダ]− [変更]で保存フォルダの変更が出来ます。

プロバイダへの接続設定

ダイアルアップネットワークの設定のコピー
[コントロールパネル]−[ダイアルアップネットワーク]の接続のアイコンをドラッグ&ドロップでコピー。ファイルを開くだけで登録されます。
ユーザー名とパスワードは含まれないのでメモしておきましょう

IMEのユーザー辞書

[Windows]−[IME]−[IMEJP]−[UserDicts]−「imejpusr.dic」ファイルをコピーします。 IMEツールバーの[プロパティ]ボタン−[IME2000のプロパティ]−[辞書/学習]タブ−[辞書ツール]ウインドウの[ツール]−[MS-IME辞書からの登録]で移行できます。